クールを演じる私【前編】
桜蓮花Ⅴ
【桜蓮花】
《璃流蘭SIDE》
久しぶりに髪を結んでる。
だから、視界が明るい。
流々華「りーちゃん?」
雄哉「aqua?」
晴也「aquaさん?」
璃流蘭「なんで、固まってんだ?」
翼「リルが素顔見せたから。」
流々華「りーちゃん!!!」
璃流蘭「抱きつくな。暑苦しい。」
流々華「もう、過去は振り返らないのね。」
璃流蘭「ああ。真凛との約束だからな。」
雄哉「aquaって本当に美しいんだな。」
はっ?
頭いかれたか。
璃流蘭「雄哉、頭いかれた?」
翼「誰もがそうなるだろ。普通。」
晴也「aquaさん!」
璃流蘭「ハル。うるさい。」