クールを演じる私【前編】
《流々華SIDE》
りーちゃんが顔を隠していない!
嘘でしょ。
でも、よかった。
前を向いて歩き始めたんだね。
流々華「あっ!そーいえば、りーちゃん。お父さんからの伝言で桜庭組と同盟組んで桜庭財閥の息子、北斗ともうすでに婚約してたらしいからよろしく。」
璃流蘭「はぁ?意味、わかんない。」
翼「今のリルなら、大丈夫じゃないのか?」
璃流蘭「まぁ、いいけど…。」
雄哉「aquaがこんな表にでてくるなんて、思ってもみなかった。」
それは、そうね。
真凛の死から2年。
りーちゃんは、変わり始めてるよ。
璃流蘭「しばらくの間、私は姫とでも称しておこうかな。」
流々華「髪の長さでばれるでしょ。」