クールを演じる私【前編】
《璃流蘭SIDE》
ハガネの総長さん。
ついてきたか。
璃流蘭「何の用だ?ハガネの総長さん。」
北斗「俺の事を知ってるのか?」
璃流蘭「知ってるも何も、金の龍のピアス。つけてる。」
北斗「見えるのか?」
璃流蘭「さぁな。」
北斗「それから、ルーって、誰だ?」
璃流蘭「ルー?カレーの事?」
北斗「いや、違うだろ。」
璃流蘭「私には、関係のないこと。じゃあね。」
北斗「いや、待てよ!」
男なんかに追いつかれない!
私は鍛えたんだから。
誰にも負けないように。
私に勝てる奴は誰もいない。