クールを演じる私【前編】
桜蓮花Ⅵ
【桜蓮花の倉庫】
《璃流蘭SIDE》
あー楽しい。
愛里紗「リーリー!久しぶり!」
璃流蘭「愛里紗!どうした?」
愛里紗「リーリーが翼を使いたがるわけがわかる気がする。」
話、噛み合ってないよね?
璃流蘭「えっ?」
愛里紗「なんでも、いうこと聞いてくれるから。」
それは、そうだけど。
翼「愛里紗。来てたのか。」
愛里紗「翼。お疲れ。」
翼「愛里紗からもリルになんか言ってくれないか?」
愛里紗「えー。リーリー。これからも翼を好きな様に使ってね。」
翼「そういうことじゃなくて…。」
愛里紗は天然だからな。
璃流蘭「まぁ、もうそろろ、ハガネの総長に私の正体がバレる予定だから。ばれたらちゃんと愛里紗の方に戻すよ。」
愛里紗「ハガネの総長⁉︎」
璃流蘭「あぁ。」