クールを演じる私【前編】

《流々華SIDE》

りーちゃんの暴走にも困ったものだ。

璃流蘭「翼は帰ったみたいだし。ルル、今日、街に行くの付き合え。」

はいはい。

まったく、人使いが荒いんだから。


雄哉「aqua、顔見せたまま行くのか?」

璃流蘭「いや。ウィッグつけるよ。」

流々華「そろそろ行こうか。」

璃流蘭「そうだな。今日は獲物がたくさんいるみたいだしな。」

流々華「りーちゃん。その笑顔、怖い。」

璃流蘭「そう?まっ、とりあえず、行きますか。」

流々華「そうだね。」

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