生きる
My birthday

平成73年7月24日。

今日、私は21歳になった。私は自分の誕生日が大好き。だっていろんな人が祝ってくれるから。私が主役の日だから。そして21歳の誕生日は友人が海で誕生日パーティーをしてくれる。楽しみ。


海の涼しい風と海のにおいが私をわくわくさせる。

「しおーんっ!!!!!!誕生日おめでとうっ!!!!!!」(涼)

後ろから友人の小林涼ちゃん。通称、すーちゃんに抱きつかれながら言われた。この子は背が小さくとても元気でとても可愛い。

「ありがとう!」(海音)

満面の笑でお礼をいった。

「こらーっ!!すず!!あまり、騒がない!!」(麗)

すーちゃんを注意したこの子は松本麗(れい)ちゃん。通称、れーちゃんはとてもスタイルがよくてきれいでかっこいい。

「だって、海だよ!テンション上がっちゃうもん!!!!!!」(涼)

「はいはい。そうやっていつも転ぶくせに。」(麗)

「うっ....。転ばないように気をつけるもん!」(涼)

れーちゃんはお母さんというかお姉さんみたいな存在でよく私も注意される。でもれーちゃんの言う事ってすごい当たってるんだよなー....。(笑)

「ふふっ♪楽しいね。海音。」(鈴)

この子は鈴木鈴(りん)ちゃん。とても静かでおしとやかでいつもニコニコしてる美人さん。

そして私は小夏海音(しおん)。女性はこの4人。

「うぃーっす。おめでとう。海音♪」(洸)

このノリのいい男は岡本洸(こう)。少しチャラいけどすごいいい人。

「おーっ!やっぱり海は女子の水着だよねー♡」(潤)

この変態野郎は吉岡潤(じゅん)。こいつも変態だけどいいやつ。顔はイケメンだからモテる。

「こら。変態。女子が引いてんじゃん。俺らまでそういう目で見られるじゃん。なー。奏。」(蒼空)

潤に話しかけた人は菅原蒼空(そら)くん。結構毒舌。でも面白い。そして蒼空くんのとなりにいるのが春海奏(かなで)。奏はあまりしゃべらないけど実は私の彼氏です。

「ん。そうだな。」(奏)

相変わらず興味のなさそうな反応。でも可愛いな。顔が少し微笑んでる。嬉しそうな様子。
よし。全員揃った!

「う〜〜っ!!!!!!遊ぶぞー!!!!!!」(涼)

『いぇーいっ!!!!!!』

私の誕生日パーティー開幕!!!!!!




海で浮き輪をもってぷかぷか浮かんでたら奏が泳いで私のところにきた。

奏は運動神経もいいし。頭もいいし。イケメンだし。本当に自慢の彼氏です♡

「海音。」(奏)

「ん?」(海音)

「誕生日おめでとう。今日ずっと言えなかったから。あと、これ。」(奏)

と言って私の腕にブレスレットをつけてくれた。私の好きな星型のやつがいっぱいついてて可愛いやつ。

「あ、ありがとう!絶対大事にするね!!」(海音)

「よかった。可愛い。似合ってる。」(奏)

笑顔で可愛いって言ってくれた。すごく嬉しい。

『チュッ』

「....。お前可愛いすぎ。///」(奏)

奏からキスしてきた。いつも大胆なことしないのに。やばい。顔が熱い。

「か、奏っ....。私ね。奏のこと大好きだよ!だからこれからもずっとずっと私の誕生日はとなりにいてください!!!!!!」

「あたりまえじゃん。」

と言って私達は海の上で長いキスをしました。

そして私の誕生日は幕を閉じたのでした。
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