やさしさだけをもとめないで。
マオの笑顔。
一人占めできるなんて、すごく嬉しい。


「うわぁーすげぇなーうまそー玉子サンドと、カツサンドなのか?俺の好きなサンドイッチだよ。えみ。

サンキューなーよしよし」

頭をなでるマオ。

そんな彼の優しさに、あたしは。照れて涙を、出す。

照れるあたしに。マオは、優しい言葉をかけて、あたしに。
サンドイッチを食べさせるマオ。

「食べさせてやろうかーえみ」

「うっうん。」
< 14 / 44 >

この作品をシェア

pagetop