やさしさだけをもとめないで。
えみが、マオに話かける。

「ね?マオ。あたし。マオと、お昼ご飯一緒に食べたいなー。マオの分も。
サンドイッチ作って来ちゃった」

「あっああ・・・・・・・じゃあ、絵が見える図書室でも行くか?」

「うっうん、ありがとう。マオ」

私は、片思いだ。

マオに、たいして、切ない気持ちが、溢れていて。胸がきゅううって、苦しいよ。

しめつけらているみたいだ。

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