もう、嫌い
「え!?ルカ今なんて言った!?」
短い春休みが終わりに近づいていた頃、部屋に私の声が響いた。
『うわうるっさ……だから、お兄ちゃんとこないだの先輩2人と、遊園地行かない?』
「行く!行く行く行く!!」
『アイナ、そんなに遊園地好きだったの?』
「うん!遊園地大好き!」
遊園地大好きな私が断るわけがなくて。
『じゃあ明日の朝、9時に駅で』
「うん!」
ひさしぶりの遊園地。
すごく楽しみ。
「…明日雨かな」
すぐ確認。
「あ…、よかった晴れだ」
明日の遊園地がすごく楽しみ。