天の川


僕たちは短冊に願いを書いて笹の葉に飾った。


[なぜ僕と織姫が会うのを神様は止めたのか教えてください。]



すると天から声が川のような声が聞こえてきた。




「それわね。織姫のことが好きだからよ。あなたと織姫は結ばれる運命なの。織姫の父は織姫が愛しくて彦星に預けるのが悲しいのよ。だから彦星から織姫を遠ざけたのよ。」




そして声は消えた。




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