よろしくね、私の愛する人

隣にはいつも冬真がいる



その後は誰も話さなくなった


ようやく実家に着いた

「わあー!久しぶりの我が家だー!」

「そうよー!変わってないでしょ!」

確かに全然変わってない
3年前と変わらない



お母さんは私と冬真の手を引っ張り家の中へ入った


「さ、早く入って入って!」

冬真は「お邪魔します」と言って中へ入った


客間に案内した
お父さんとお母さんが前にいてテーブルを挟んで私と冬真が座っている


冬真は緊張してる
だって手が震えてるから

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