噂のPC部!?~狼たちのお姫様~


その数時間後のこと。



________ガッシャーンッ




「あーあ、壊れちゃった」

「俺のせいじゃないもんっ!」

「まぁ、窓くらいよくない?」

「処理くらい楽勝だろ」

「もちろん、俺がしとくよ」


私が通ったあと、何かが割れる音がした。

振り向くと同時に聞こえてきたのは、黄色い歓声と、5人の男の子たちの声。


あぁ、胸騒ぎはこれか。

何かが起こりそう。そして、それは私に関わる気がした。

きっと、これが運命の始まり。
私の人生を変える出会いだったんだな。

< 3 / 27 >

この作品をシェア

pagetop