噂のPC部!?~狼たちのお姫様~
その数時間後のこと。
________ガッシャーンッ
「あーあ、壊れちゃった」
「俺のせいじゃないもんっ!」
「まぁ、窓くらいよくない?」
「処理くらい楽勝だろ」
「もちろん、俺がしとくよ」
私が通ったあと、何かが割れる音がした。
振り向くと同時に聞こえてきたのは、黄色い歓声と、5人の男の子たちの声。
あぁ、胸騒ぎはこれか。
何かが起こりそう。そして、それは私に関わる気がした。
きっと、これが運命の始まり。
私の人生を変える出会いだったんだな。