噂のPC部!?~狼たちのお姫様~
「俺のこと覚えてる!?さっき会った小鳥遊千聖だよー!麗ちゃんと同じ1年だよっ」
子供っぽい......!
でも、可愛い。
この子なら何でも許せる気がしてきた。
本当に同い年には、見えないんだけど。
皆、終わったなって思っていると、神崎先輩が話し出す。
「さてと、ラストは俺らの王様だね」
「王様......?」
え?もう、いないじゃない?
皆、終わったでしょう?
私は、はてなマークが頭にたくさんついているようで、それを見てくすっと笑った神崎先輩は、
「今にわかるよ」
そう言った。
すると、ドアがまた開いた。