好 き で し た .
今日で引越しの準備は終わる予定だ。
友達と離れるのは嫌だけど、親の転勤だから仕方ないよね。
それに、連絡はちゃんと取れるし!
ワクワクしながら、準備をしていると…
父「おーい皆、そろそろ準備は終わったかー?」
母「ねぇ、聞いて?琉斗と希と美咲がちやんとの準備してくれないのよ〜…。困ったわ…。」
父「なに?!琉斗、希、美咲!お前達なにやってるだ!ちゃんと準備しないとお母さんの代わりに怒るぞ!!!」
琉斗「なぁ、親父聞いてくれよ。叶音がさ、全く準備をしてくれないんだよ…」
希&美咲「そーだっ!そーだっ!」
私「は?!何言ってんの?私、ちゃんと準備してたじゃない!準備してなかったのはあなた達3人じゃない!!!」
冗談じゃない!私が注意した側よ!ほんと呆れる…。
なによ、だから兄弟なんていらないんだよ…。
もう、ほんと疲れる…。
父「まぁまぁ、喧嘩すんな。叶音がちゃんと準備してるのは聞いたよ。3人がいけないのはわかってる。後でお仕置きだな。」
琉斗&希&美咲「えー…ごめんなさい。」
母「あなた達、お父さんの言うことはちゃんと聞くのね…。困ったものだわ…。」
そんなお母さんの悲しい顔を見て、3人は準備を始めた。
荷物を車に積んだあと、私達は家を置いて、都会に向かった。
ワクワクするけど、不安も多い。
だからこそ、頑張らなくちゃ!と、心の中で決断した。