もう一つのダイヤモンド
送別会
3月に入ったばかりの整形外科のナースステーション。私が薬をチェックしていると、リハビリ職員の川上希帆に声をかけられた。希帆とは部署は違うが大学を卒業してこの病院に同時期に入職していて、年齢も一緒。気軽に話せる相手だった。
希帆と話していると、看護師の真美さんが声をかけてきた。
「ちょうどいいとこにセットでいた。ねぇ、先生達の送別会を病棟でやるんだけど、薬局とリハも合同でどう?」
「えー、ぜひ~。」
と即答の希帆。
いよいよ、この時期なんだなと思っていると、真美さんが私の方を見る。
「あっ、はい、聞いてみます。」
こういうお誘いは時々あって、いくつかの部署が合同で色々な会が行われる。基本、断ることはないものだから、真美さんは、
「じゃあ、先生達にも予定確認して、また声かけるね。部署長にも言っといてくれる?」
「分かりました。」
2人で声を揃える。
明らかに嬉しそうな希帆を見ると、
「先生達と一緒に飲めるのはうれしいよね。最後だけどさ。薬局の人達とも飲みたい。」
そう、薬局の独身男性組みもなかなか人気があるらしい。
希帆と話していると、看護師の真美さんが声をかけてきた。
「ちょうどいいとこにセットでいた。ねぇ、先生達の送別会を病棟でやるんだけど、薬局とリハも合同でどう?」
「えー、ぜひ~。」
と即答の希帆。
いよいよ、この時期なんだなと思っていると、真美さんが私の方を見る。
「あっ、はい、聞いてみます。」
こういうお誘いは時々あって、いくつかの部署が合同で色々な会が行われる。基本、断ることはないものだから、真美さんは、
「じゃあ、先生達にも予定確認して、また声かけるね。部署長にも言っといてくれる?」
「分かりました。」
2人で声を揃える。
明らかに嬉しそうな希帆を見ると、
「先生達と一緒に飲めるのはうれしいよね。最後だけどさ。薬局の人達とも飲みたい。」
そう、薬局の独身男性組みもなかなか人気があるらしい。