二匹の銀龍

どこ行こう。

ここはやっぱ定番の屋上?
いやいや、暴走族居るかもしれねえ‥。

…ってそんな事ある訳ねえよな。
屋上に決定。行こう。

眠たさが限界をきていたため
小走りで屋上に向かう。

やばい、めっちゃねみぃ。

眠気と格闘しながらようやく
屋上についた。

やっと寝れるっと思ってドアを開けると

…………

ーバタンッ!!

待って待って待って、
眠すぎて幻覚…??

もう一回ドアを開けてみる

ーガチャッ

ーバタンッ!!!

幻覚じゃねえ!!!!!
なんで!? こんな事あるか!?

ドアの前で混乱していると

ーガチャッ

「‥君、どうしたの?」

…終わった‥。

「…ナンデモアリマセン。シツレイシマシタ。」

その場を去ろうとすると

ーガシッ

「ちょーっと待とうか。」

屋上から出てきた男は
あたしに黒い笑みを向けてきた
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