二匹の銀龍

瑛斗が腹をおさえ鬼の形相でこっちを睨みつける

「…何でお腹おさえてんの」

「…てめぇが殴ったんだろ」

…殴ったっけ

「…取り敢えずごめん‥?」

「はぁ…もういい、降りろ。学校着いた」

学校!?はやっ!!

「運転手さんありがとうございました」

「いえいえ。いってらっしゃいませ」

運転手さんはニコッと微笑んでくれた

後ろで何故か不機嫌な瑛斗はスルーしておこう
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