神様なんていない
「彼女おるわ〜一年ぐらい続いてる子が残念やなみお〜」

「うわーそーなんー残念やわ〜」

そーやって笑顔で言う私

ちゃんと笑えてるだろうか?

【彼女がいる】

その言葉を聞いたとき自分の中で何かが音を立てて崩れて行った

「でもな、俺その子と付き合うの反対してるねんなーみおと付き合ってくれたらええねんけどな…」

ボソッと呟く有吉

「え?なんでなん??」

さっきまで落ちてた気分がパァっと明るくなる

「親にはなわかるねん、お前らがわからんくてもなぁ」

「そーなんやぁ」

これ以上は聞けない気がして、おやすみと言って自分の部屋に戻った
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