神様なんていない
「次の電車あと10分後やって~」

時刻表を見ながらあすみが呟いた

「喋ってたらあっとゆーまやろ~」

「それもそーやなっ!!」

ホームのベンチに座りながらあすみと恋バナを始めた

恋バナといってもほとんどあすみの彼氏の愚痴ww

時々相談も交えてあすみの話を聞いていた

『4番ホームに電車が8両で参ります~白線までお下がりになってお待ちください~』

駅員のあの独特なアナウンスがホームに響きわたる

「あ、きた」

プシュー

ドアが開くと同時に沢山の人がドッと降りてきた

降りる人が居なくなってから電車に乗り込んだ
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