私は大好き
「っ……グスっ……」
ダッ
「櫻⁉︎」
私は駆け出した。
泣きながら。
「侑李!」
みんな、私が泣いてるのを見て
目を点にしてる。
そんなの、御構い無しに
侑李に殴りかかった。
「あんたのっ…あんたのせいで……菜奈
はっ……っ……な、んで……あんたが
生きてるのよ……っどうして……?」
侑李は抵抗をしなかった。
私はただ、これは悪夢だと
祈ることしかできなかった________
メニュー