ヤンデレ兄弟と同居しているが、もう限界。
私の隣に棗が座り、手前のソファに楓さんが座った。
それから転校先のことや、これからの生活についてなどの話が続いた。
ふと出た話によると、私は棗や楓さんと同じ、成城高校に入学することになっているらしい。お姉さんが手続き云々を済ませ、制服や鞄も私の部屋に置いてくれたとか。
「何から何まで…ありがとうございます」
「ふふ、いいのよ。……ねぇ、棗、向日葵ちゃんって謙虚でいい子ねぇ」
「何がいいたいのさ」
「なんでもないわ。あぁ、お茶もなくなったわね。そろそろ部屋に行きましょうか」
「僕は片付けをしてくるよ。兄さんも手伝ってよ」
「しかたないな……」
トレーを持って、楓さんは部屋から出て行った。その後を、棗が追う。
棗は部屋から出る時に、私に向かってにこりと微笑み、ばいばい、と軽く手を振った。
かっこいい……
それから転校先のことや、これからの生活についてなどの話が続いた。
ふと出た話によると、私は棗や楓さんと同じ、成城高校に入学することになっているらしい。お姉さんが手続き云々を済ませ、制服や鞄も私の部屋に置いてくれたとか。
「何から何まで…ありがとうございます」
「ふふ、いいのよ。……ねぇ、棗、向日葵ちゃんって謙虚でいい子ねぇ」
「何がいいたいのさ」
「なんでもないわ。あぁ、お茶もなくなったわね。そろそろ部屋に行きましょうか」
「僕は片付けをしてくるよ。兄さんも手伝ってよ」
「しかたないな……」
トレーを持って、楓さんは部屋から出て行った。その後を、棗が追う。
棗は部屋から出る時に、私に向かってにこりと微笑み、ばいばい、と軽く手を振った。
かっこいい……