イジメられてるそうです。
「まっ…り…」

「あっ、おにーさん!

どぉしたん?」

「え?…いや、茉莉男子に囲まれてるのが見えて…」

「あー、このザマです。」

茉莉の周りに倒れてる男ども。

茉莉の手には殴った跡。

「はぁー…よかった…」

俺は安心して崩れる。

「え…え?」

茉莉が俺を心配して駆け寄ってくる。

俺はそんな茉莉を抱き締める。

「マジで、マジで心配した。

茉莉が怖がってないかな?って。」

「なんでおにーさんが心配するんですか??」

「…俺、やっぱ茉莉の事好きみたいだわ。」

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