イジメられてるそうです。
ーガラッー
「おはよー」
「「「「「「…」」」」」」
「(出たー!
無視です!クラスみんなからの無視です!!)」
クスクス
あれ?
無視されてるはずなのに笑い声が聞こえるよ?
クラスを見渡すと、クラスの真ん中の席で足を組んでいるこのクラスの天使
麻仲 姫織(おなか きおり)ちゃん。
とその周りを囲んでる女の子達。
きおりちゃん可愛いけど、性格がねーww
「きおりちゃん、私なんかしたっけ?」
クスクス
そう言っても笑ってるだけ。
「(そっちがそっちなら私だってっ!!
目には目を、歯には歯を…でしょ?ww)
ぶっ!はっ、ははははっ!あはははっ!ひぃー、涙出てきた!
あはははっ!」
私はきおりちゃんたちを指さして笑う。
「(最初は演技で笑ってたけど、だんだんほんとに面白くなってきちゃった(←ただの変人じゃん))」
「なっ、何がおかしいのよ…!」
きおりちゃんが私にそう聞いてくる。
「あはははっ!あー、ほんとに腹筋できるー! あれ?きおりちゃん私のことむっ…ぶっ!あはははっ!むっ…無視してたんじゃないの?ふふふっ。」
「うっ…べ、別に無視してたわけじゃないわよっ!
で?
なんで笑ってたのよ?」
「ふっ…別にーたっただ…あはははっ!なんか、みんな見てたら面白くなってきてっ」
「きっ、気持ち悪い!」
そういったきおりちゃん。
「だよねーw
私も思ってるww
っで?
なんで私のこといじめるの??
やっぱり可愛いから?」
「は?
あんた意外と、ナルシスト?」
「いやいや、私自分の容姿も中身も自信ないよ?
でも、お姉ちゃんが
『可愛い子がいじめられる』
って、言ってたから。」
〝この時クラスのみんなが思った。
『お姉さん、何教えてんの。』
っと。〟