らっくくんのにっき
ありがとうございました
まずは読破ありがとうございます
この話は
落書き帳にぽつんとかいてあって、
家族の中でも伝説になってます
「まじ泣いたわ」
と、ある朝この落書きをみたお母さんが
言っていたのが印象的です
実はこれ、読めません。
解読困難。
『の』がさかさまだったり
急に『〜でした』から『だった』になったり
そういう箇所は
勝手に直して公開しました
なお、本編では
らっくくんはうさぎの絵で描いてあります
『せんせい』以外はみんなうさぎです
ミニ少名ワールド、わからん…
いくつか作品には謎があるので、解説をば。
◇◇
日記テイストではないのに「にっき」とあること
これは、
らっくくんが大人になった時に書いた日記の話
だからかと思われます。
すべては回想シーンなのです
大人になって先生となった際に思い返すことで、
物語りははじまったという訳になります
◇◇
らっくくん
らっくくんは私の幼馴染みがモデルです
寡黙で、いつもひとりぼっち。
当時女王のあだ名を持っていた私が
「なにだまってんのよ」
と話しかけてやっても黙ってました
「もしかしたらコイツ、
こんなこと思ってるんじゃ…」
そうミニ少名が思ったことがはじまりです
りりちゃんのモデルは私だったりします。
◇◇
『ちょっとしかこないせんせい』
ちょっとしかこない先生は、
講師の先生でした
んー…講師と言っていいものか
体験といったほうがいいのか。
私は、幼稚園に詳しくないので…
いわゆる、新米の先生
当時私立の幼稚園に通っていた私は、
いくつも幼稚園をかけもちしていた
園長と講師の先生を重ねました
園長はたまに幼稚園にきては
園児を笑わせて帰っていきます
聞けば、いくつもの幼稚園を回ってるとのこと。
だから私は、
講師の先生はいくつもの幼稚園を
回ってると思ってました
実際、そんな制度がなかったらごめんなさい
だかららっくくんが務める幼稚園にも
先生は来たわけです
まあ、フィクションですから…(^^ゞ
◇◇
二冊に渡って書かれた意図
らっくくんが泣いたことで
この話は一回終わっています
だけど本当は、二冊目がラストなのです
理由は、私の恥ずかしさゆえ。
小さい私は、
将来の夢が幼稚園の先生でした
が。
当然、落書き帳なんかに書けば母親にばれる
なんか恥ずかしい。
負けた気がする。
女王のあだ名を持っている私が
幼稚園の先生になりたいだなんて
変なプライドのせいで二冊に分けたわけです
当然、何年後かに母親に発掘されるわけですが
そのときの私の夢は『女優』だったり
するわけです。