汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ



道に転がっていた小石が足にコツンと当たって前に跳ね返る。



跳ね返った石をまた、蹴る。


ずっと




ずっと


蹴って進む。





石だけをただ、下だけを向いて進むといつしかいつも通らない道に来ていた。




ここは…、



「雄大の家…。」


こんな偶然ってあるのだろうか。


いやこれは自分の意思で来たようなもの。




「ゆぅ……!?」


あぁ、どうしてこうも偶然は偶然を呼び重ねるの?



後ろには雄大がいた。

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