汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ
何かに巻き込まれちゃってる──?
「借金か何かでも手つけたの?」
言ったあとに違うな、と思った。
だって、雄大の家はお金には苦労してないはずだから。
「借金?勘弁してくれよ。
ちょっと仕事の方がな。」
” 仕事 ” と今目の前にいる人は言った。
けど、この人は [ 学生 ] なはず。
仕事なんてしてるの?
「も、もしかして──っ?!」
ヤクザとか!?!?
私がいないからこんなことになっ…──
「違うから。」
まるで私の考えてることは分かってる、とでも言いたげな呆れを含んだ視線を受けて我に返る。
「俺がこんな事するように見えるか?」
そりゃあ見えないけど──
「見えるよ。
…だってさ…雄大は─「ごめん」 」