汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ



「あんたに、裏切られた、って泣きついてきたのよ!
だから、私たち絶対に許さない」



大きな迷惑だ。


「ちょっと顔がいいからって調子乗りすぎだとは思ってたけどかおりと仲いいからって見逃してあげてたのに」


後ろにいた先輩が言った。


「結構評判悪いよ、あんた」


もう1人の先輩も言った。



「だからぁ、私らであんたをこらしめる。
望月とかに言ったら痛い目あわせるからな」



最後に胸ぐらを掴み、低い声で言うと先輩たちは、教室に行った。



「ちょ…っ、勘弁だよ…」


なんで、そこで関係ない先輩たちが出てくるわけ?


評判悪いとか、知らないし。


ってか、ここで、こんなに修羅場ってるのに雄大来てくれないし!!



って、結局私も雄大に頼ってるんだな。



はぁー、と今日何度目か分からないため息をつき今日は散々だ、と思いながら教室に戻った。


なんだか、気待ちが冷めて恐怖なんか一切感じなくなってた。


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