汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ
私の時限爆弾2
【過去】
「おい、これはどういうことだ。」
先生は、かおりの目の前にカンニングペーパーを突きつける。
「え、そんなの知らないですよ…
だって私カンニングなんてしてない、」
「それならどうしてこれがある!?
それにこれはどう見ても…、
西田の字じゃないか。」
かおりは意味がわからない、というように先生を見上げただ首を横にふり続ける。
「この席だった、岩谷くんが書いたんですよ!それがきっと残ってて…!」
私たちの学校はテストの時間は席は移動せずに出席番号順に座る。
だから、他の人の席に座ることになってそれも私たちには一大イベントとなる。
たまたまかおりが座っていたのは、普段は岩谷くんという、男子の席。
私は、寺本さんの席。
かおりの席はかおりの取り巻きの1人が。
私の席には、須田くんが座っていた。