汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ



「いやいや、俺そんなん作ってないです。
それに仮に作ったのが俺としたら、なんで自分が今座る席にもっていかないんですか?おかしいっすよね?」


岩谷くんは、冷静な判断ができる、大人な人だと思う。


私を助けなかったのも自分が後のターゲットになるのを恐れた、プラス『自分が如月を助けても何の利点もない』ということを知っていたから。



彼は賢いと、思う。

サッカー部だから口調が良くは無いけど。



「分かんないじゃん!あんたが私をハメようとして…!」


「俺がお前を嫌う理由がどこにある?
かと言って好きでもないけど」


「なっ…!」

冷たい目でかおりを睨む岩谷くんは普段からは想像もつかない程の毒舌だった


「じゃあ、だれが…っ!」


かおりは私はやってない、信じて、を繰り返す。


そしていきなり


「如月さんが…私をハメようとしてそれを作ったんです!!!」

 

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