汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ
途端、その瞳からも涙が落ちた。
「やだっ、泣かないでよ...っ」
「俺だって、泣きたくねえよ...!」
だけど、由依がまた泣くから
俺はもっと泣いてしまう。
こんなのだったっけ、俺って。
女の前で泣くなんてほんとダセェ。
新だったら、こういう時どうすんだろう。
そうだ、新だって由依と会えなくなるんじゃないか
「由依、由依。」
「お願いだから、会わないとか言うな」
肩を揺さぶる。
細すぎる肩は、触れただけで折れそうでこわい。