汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ


そして、笑っていた後何か言ったんだ。

「こっちは新しい友達ができたよ…



ありがとうなんて…こっちの台詞」

微かだったけど、確かに言っていた。


「…?」

どういう事だ?


背中を向けて座らせているので顔は見えない


だけど、結んだ髪の僅かな隙間から見えたその表情は。


口をきつく結んで目には何か強い決意が見えた



俺は由依を知りたい、と思った。



    ・・
だけど、もう信じる事を恐れた俺はこの感情がまだ分からなかったんだよ


だけど、由依。俺に弱みを見せてくれ



お前はどんな闇を抱え込んでる?


俺に見せて────?

< 29 / 177 >

この作品をシェア

pagetop