汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ



「由依っっっっ!」

前からドドド…と効果音が聞こえてきそうな勢いで走ってくる庵。

あ、ここボケちゃいけない感じなの?


「庵ー?どうしたの?」

私にぎゅっと抱きついてくる庵をあやすように背中をぽんぽんする。


ちっちゃくなった庵みたいでちょっと可愛い。
…変態じゃないよ?


「いなくなったから…びっくりした」

…。

「大丈夫だよ。私はここにいるでしょう?」

最近、庵がすごく心配してくれる

       ・・・・
それは、たぶんあの言葉を聞いたから

『こっちは新しい友達ができたよ…




ありがとうなんて…こっちの台詞』


庵は聞いてたんだよね?

私を…知ろうとしてるんだよね?


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