汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ


グルッと一度周りを見渡す。


白ばかりの家具が数個置かれただけ。

ベッドは、キングサイズ?大きすぎる

それに、ソファーなどの日用品も備えられてありもしかしたら廉くんの部屋なのかなと思う。


だけど、冷蔵庫なども完備されている点からして実家ではない一人暮らしなはず。



じゃあ、抜け出そうと思えば抜け出せる。

だけど、この部屋…。


窓が無い。

だから何時かも分からないし外の状況も判断できない。



窓が無いのに白で統一されているから明るく見えて時間を錯覚しそう。


廉くんは、一体何者なのか。


ドアは、鍵がかかって、…る?かかってるね。遠目で見たからあれだけど。

て事は逃げ出せない。


密室状態になってる、って事かぁ。


大声出して目が覚めたことを知らせよう。


すぅー、大きく息を吸って。


「ちょっ…!!どこよ、ここ!!!」


ヒステリックに、そう叫ぶ。

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