汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ
廉くんは私の性格を疑っている。
・・
そして、私は更に汚されるかもしれない。
ここにいたらまずい。
頭の警報が嫌というくらい響く中私は、恐怖に顔を歪めた。
どうすればいい?どうすれば…
「庵に電話…。ねぇ、私の携帯は?!」
もう一度辺りを見渡しても私のかばんは見当たらない
廉くんがとったのか…。
取りに行くこともできる。だけどそしたら絶対バレる。
あ、でも大体私庵とケンカしてるんだ…助けなんて来てくれないよね。
自分の置かれた立場を再確認させられて気持ちが沈んでいくのが分かった。
廉くんに、佐藤達にも汚されない程度に関わらなきゃいけないのかな。
おばさん、心配してるだろうな…。
早く帰りたいよ…。
助けて…庵。