汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ
私のオウジサマ
「おい、健一。ゆぅは起きたか…って起きてんのか」
無言のままで居たとき、ドアが開き今度こそ廉くんが入ってきた。
制服はきがえているらしく英字のプリントTシャツに、黒のパンツというモノトーンコーデだった。
スラッとした脚が目立つパンツを履いていて嫌味か、と言いたくなる。
「廉くん、何してくれてるの。」
脚とかは今関係ない。何でこんな事するの?でもない。
だって理由は佐藤から聞いたからね。
だから何してくれてるんだよぉー。
「…ゆぅを手に入れたいんだ。
俺だけの、新しいゆぅをつくるんだよ。」
そう言うと、彼はクイッと口の端をあげ私に近づいてくる。
「かわいくて、汚れてないゆぅは今日で終わるよ。」
入ってきていいよ、と彼が声をあげればまたドアが開き金髪と毛先だけ茶色に染めた男が入ってきた。