私の彼氏は天使と悪魔



ガラガラガラー...





「あー、慶太おはよー!」



「慶太くん、おはよー!」




女子の声が一斉に飛び交う。

あ、イケメンでモテモテって
こと言うの忘れてたね。



私が見えないかのように
慶太に寄っていく。



「みんなおはよう」


なんだよ。あの笑顔。


彼女にはあんな笑顔
見せねーくせにぃ。



「慶太〜?明日遊ばない?」


「ごめんなー、大事な彼女に
怒らえちゃう」



「えー、なんでー?いいじゃーん」




あ、あの女子
慶太の腕掴みやがった。


あんなこと出来ない自分が
憎いーーー。




「触んないで?彼女いるって
言ったよね?」



え、。



だめだよ。悪魔を出しちゃ。





「慶太ひどい!」



「言うことを聞かないほうが
悪いの」




あ、また天使にもどった。



なんだよあれ!


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