バースデー・イブ
 紹介され部屋に案内される。古めかしいけれど


 窓の向こうに拡がる夜景がとてもきれいだ。

 早速メールでお店を紹介してもらえる項をメールし、


「お、編集者って感じだな」
コーヒーカップを持ってきたユーが。
「一応ね。地方情報誌だけど、今は隔月で出している情報誌の特集もやれるようになったんだよ。今はナナちゃんも同じ編集だから大変で」
「ああ、あの子大変そうだもんな」
「けど、着眼点はすごくいいんだよ。あとね、高山くんと付き合ってるんだ」
「まじ?!」
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