愛してるの一言で ～変わらない毎日～

｢チッ アイツまた私を迎えに来たな… いちいち来るのが早いんだよなぁ…｣

そんな事をブツブツいっている間にチャイムの音が速くなっている。


ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
何度もなるチャイムの中大きな声で命は叫んだ

｢いるんだろ柊、、出てこいよ！｣


｢もー うるさいな 取り立てじゃないんだからさ…｣

彼の名前は 竹神 命 (たけがみ みこと)

私と同じ高校2年生で、さっきいっていた男友達だ


ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

余りにもしつこいから玄関まで速歩きで向かってドアをを強く開けて私は、命に負けないくらいの大きな声で叫んだ

｢しつこーい!! まだ準備してる途中だし アンタ来るの早すぎるの！｣

私のその態度に命は、驚いたような顔をした

｢そこまで言わなくてもいいじゃねーかよ！｣

｢本当の事だし！ てかまだ準備中だから待ってて！｣

｢お…おう…｣