私は初めから病気だったワケじゃない!!
病室前の渡り廊下を
3年生ぐらいの男の子が、
行ったり来たりしていた。
元気そうな男の子だなー。
お見舞いに連れて来られたのだろうけど、
飽きてパワーが有り余っていて、
発散しているのかな?
「こら、ここは病院よ!」
Yちゃんのお母さん!?
「いっけね!」
男の子は頭をかいて、
走るのをやめた。
「あ、Yちゃんの同室のぴろちゃんよ、
あいさつなさい。」
「こんにちは!」
男の子は、
明るくあいさつをした。
「こんにちは。」
知り合いかな?
「Yちゃんの兄です。」
「そうなの!」
お兄ちゃんだったんだー。
お兄ちゃんは、
普通の子なんだ……。
Yちゃんも、
倒れたりしなかったら、
お兄ちゃんと、
一緒に走ったりしていたのかもしれない……。
Yちゃんの家は、
隣の県だというから、
お母さんは、
毎日、Yちゃんに付き添いに通って来ている。
家みたいに、病院の近所じゃないから、
買い物や洗濯しに一度お店に行って、
買ったモノを家に置いてから、
洗濯の続きしてとか、
やれちゃうけど、
遠いとできない……。
Yちゃんが入院しているって、
大変なんだね……。
お兄ちゃんは、
お母さんが病院に来ている時、
学校から帰って、
一人でお留守番しているのかな?
私より小さいのに、
えらいな……。
3年生ぐらいの男の子が、
行ったり来たりしていた。
元気そうな男の子だなー。
お見舞いに連れて来られたのだろうけど、
飽きてパワーが有り余っていて、
発散しているのかな?
「こら、ここは病院よ!」
Yちゃんのお母さん!?
「いっけね!」
男の子は頭をかいて、
走るのをやめた。
「あ、Yちゃんの同室のぴろちゃんよ、
あいさつなさい。」
「こんにちは!」
男の子は、
明るくあいさつをした。
「こんにちは。」
知り合いかな?
「Yちゃんの兄です。」
「そうなの!」
お兄ちゃんだったんだー。
お兄ちゃんは、
普通の子なんだ……。
Yちゃんも、
倒れたりしなかったら、
お兄ちゃんと、
一緒に走ったりしていたのかもしれない……。
Yちゃんの家は、
隣の県だというから、
お母さんは、
毎日、Yちゃんに付き添いに通って来ている。
家みたいに、病院の近所じゃないから、
買い物や洗濯しに一度お店に行って、
買ったモノを家に置いてから、
洗濯の続きしてとか、
やれちゃうけど、
遠いとできない……。
Yちゃんが入院しているって、
大変なんだね……。
お兄ちゃんは、
お母さんが病院に来ている時、
学校から帰って、
一人でお留守番しているのかな?
私より小さいのに、
えらいな……。