私は初めから病気だったワケじゃない!!
いじめ
この中学は、
不良は居なかった。
不良は居なかったけど、
陰湿ないじめは蔓延していた。
クラスの委員を決める時に、
統率力のない、
大人しくて、
真面目な生徒で、
発言するときに、
緊張したりして、声の小さい生徒や、
吃音とかある人を
わざと推薦する。
吃音ではないけれど、
他の全てが当てはまる私は、
皆の推薦を受けて、
学級委員になった。
統率力のある成績優秀な娘は、
前期にやってしまったので、
後期に誰がやる?
誰も立候補は居ない。
じゃあ、押し付けよう……。
という事だ……。
皆の前に立つだけでも、
緊張するのに、
「聞こえませ〜ん!」
とか、
外野がウルサイ!!
人が一生懸命にやっているのを
笑い物にしている!!
先生が見かねて、
黙らせてくれたりしたが、
メンタル面が、
深く傷つく上に、
学級委員を組まされた男子が、
いじめっ子で、
声が太くて、
気が強いから、
皆と一緒に私をイビる。
私にやらせて、
影で何もしないから、
全て私に仕事を押し付けていた。
「この怨み、晴らさでおくべきか〜!?」
と、うらみ念法が、
M太郎みたいに使えない私は、
後に、他のサイトの携帯小説もどきに、
彼をいじめっ子として、
登場人物に仕立てて、
名字だけ実名を晒して復讐をした。
と、言っても、
実名を晒しても、
現役中坊じゃないから、
世代的にもネット世界にも居ないので、
全然見つかる心配もない。
本人に見られる事なく、
秘かに私の気を晴らすだけで充分だからね!
いじめた連中は、
たとえ見たとしても、
すっかり忘れてて、
復讐されている事すら分からないだろうし!!
いじめに遭った本人には、
深い傷が、何十年も残るのに……。
中二でも、学級委員に推薦されてやった。
中二では、少しだけ馴れたから、
いじめにならなかった。
ようは、気の持ちようで、
いじめと思わずに、
試練と思えば、
気分も違う。
大きな声が出ないのは、
なれなくて、
自信がなかったから。
間違おうが、
堂々とすれば良い。
ギャグにして、受け流せば良い。
泣いたりしたら、
いじめの口実にされるから、
気にしない。
こういった境地には、
高校生になるまでに、
場数踏んで、
やっと身に付いたけど、
まだ中二の時は、
身に付いては居なかった。
中学卒業ぐらいで、
中学生らしい精神年齢になったから、
やっぱり私は当時は子どもっぽかったのだと思う。
環境委員長さんの先輩が、
吃音のある真面目な生徒だった。
技術・工芸で作った金属のちりとりを
フリスビーにして、
中庭に投げ棄てたり、
ホウキをバットにして壊したり、
全校の男子生徒は、
委員長が全校生徒へのお願いとして、
たどたどしく皆の前で話しているその言い方に、
ヤジを飛ばしたりして、
からかっていた。
そんな事を言っている連中を
心の中で軽蔑しつつ、
何もできずに、
黙っていたけれど、
環境委員長の先輩と、
学級委員をしていた私とを重ねて、
胸が傷んだ。
次期図書委員長を
私は推薦されたけれど、
さすがに、
転校予定があったので、
泣いて固辞した。
不良は居なかった。
不良は居なかったけど、
陰湿ないじめは蔓延していた。
クラスの委員を決める時に、
統率力のない、
大人しくて、
真面目な生徒で、
発言するときに、
緊張したりして、声の小さい生徒や、
吃音とかある人を
わざと推薦する。
吃音ではないけれど、
他の全てが当てはまる私は、
皆の推薦を受けて、
学級委員になった。
統率力のある成績優秀な娘は、
前期にやってしまったので、
後期に誰がやる?
誰も立候補は居ない。
じゃあ、押し付けよう……。
という事だ……。
皆の前に立つだけでも、
緊張するのに、
「聞こえませ〜ん!」
とか、
外野がウルサイ!!
人が一生懸命にやっているのを
笑い物にしている!!
先生が見かねて、
黙らせてくれたりしたが、
メンタル面が、
深く傷つく上に、
学級委員を組まされた男子が、
いじめっ子で、
声が太くて、
気が強いから、
皆と一緒に私をイビる。
私にやらせて、
影で何もしないから、
全て私に仕事を押し付けていた。
「この怨み、晴らさでおくべきか〜!?」
と、うらみ念法が、
M太郎みたいに使えない私は、
後に、他のサイトの携帯小説もどきに、
彼をいじめっ子として、
登場人物に仕立てて、
名字だけ実名を晒して復讐をした。
と、言っても、
実名を晒しても、
現役中坊じゃないから、
世代的にもネット世界にも居ないので、
全然見つかる心配もない。
本人に見られる事なく、
秘かに私の気を晴らすだけで充分だからね!
いじめた連中は、
たとえ見たとしても、
すっかり忘れてて、
復讐されている事すら分からないだろうし!!
いじめに遭った本人には、
深い傷が、何十年も残るのに……。
中二でも、学級委員に推薦されてやった。
中二では、少しだけ馴れたから、
いじめにならなかった。
ようは、気の持ちようで、
いじめと思わずに、
試練と思えば、
気分も違う。
大きな声が出ないのは、
なれなくて、
自信がなかったから。
間違おうが、
堂々とすれば良い。
ギャグにして、受け流せば良い。
泣いたりしたら、
いじめの口実にされるから、
気にしない。
こういった境地には、
高校生になるまでに、
場数踏んで、
やっと身に付いたけど、
まだ中二の時は、
身に付いては居なかった。
中学卒業ぐらいで、
中学生らしい精神年齢になったから、
やっぱり私は当時は子どもっぽかったのだと思う。
環境委員長さんの先輩が、
吃音のある真面目な生徒だった。
技術・工芸で作った金属のちりとりを
フリスビーにして、
中庭に投げ棄てたり、
ホウキをバットにして壊したり、
全校の男子生徒は、
委員長が全校生徒へのお願いとして、
たどたどしく皆の前で話しているその言い方に、
ヤジを飛ばしたりして、
からかっていた。
そんな事を言っている連中を
心の中で軽蔑しつつ、
何もできずに、
黙っていたけれど、
環境委員長の先輩と、
学級委員をしていた私とを重ねて、
胸が傷んだ。
次期図書委員長を
私は推薦されたけれど、
さすがに、
転校予定があったので、
泣いて固辞した。