ハウ・トゥー・GET・ザ・チョッコレイト☆
大体、こんなことしたところで、おじさんがプロレス引退を撤回するとも思えません。
軽い台本と設定はあるとはいえ、あとは、俺が流れに沿っておじさん自身を説得しないといけないという大役もになっているんです。
この役目は、凛子を、十二本プロレスの未来を、プロレスファンの夢を背負った大仕事なわけですよ。
もう、やーやー。
こんなことしてる場合じゃないんですよ?
この小説って、バレンタインデーに冴えない男たちがチョッコレイトをゲットするために奮闘する話じゃなかったんですか?
なんで、14日のクライマックスまでの埋め合わせという理由で、こんなどうでもいい話を書くんですか!!