ハウ・トゥー・GET・ザ・チョッコレイト☆
2月2日 天気は曇り。
「ど、どうしたの、ジローちゃん!?」
おお、早速、凛子が食いついてきた。
「わ、悪イデスネ!急ギマスネン!」
「ハア?」
怪訝そうな顔をする凛子を置いて、俺は、学校の門をくぐった。
「うわっ・・・」
「え?何!?こわい・・・」
おお、聞こえる、聞こえる。
ヒソヒソ話が多いこと、イケメン高校生が転校してきたかの如し。
おお、感じる、感じる。
周りの俺に対する熱い視線こと、爽やかイケメンが笑顔を振りまいたかの如し。