ハウ・トゥー・GET・ザ・チョッコレイト☆
にしても困ったことになった。
「どうすんだよ、ジロー」
「どうするも何も、とりあえず掃除をふける策を練らねえと」
「ふけるって言ってもどうするの?」
「んー、そこなんだよな。人体模型作戦は使えないし、それに・・・」
「あの副会長が監視役じゃ、俺の電車コレクションの写真で買収することもできないしな・・・」
いやいや、君の写真の需要は少ないでしょう。
「真面目にやるしかないんじゃねーか?」
「ええー!?そしたらチョッコレイト作戦はどうするの?」
そこなんだよな。
でも、相手が栗原となると・・・
「他の方法考えるしかないな」
3人同時にため息をつくことってあるだろうか。
それと同時に俺の首に腕が絡みつく。
この力強いチョークスリーパーは一人だけだ。