ハウ・トゥー・GET・ザ・チョッコレイト☆
ここの屋上へと続く階段は、全部で15段なのだ。
それが今日はなぜか14段までで終わっていた。
「どういうことだ?」
とりあえず、もう一度、数えてみることにした。
0、1、2、3・・・14
まただ。
もう一度。
0、1、2、3・・・14
もう一度、しっかりと。
0、1、2、3・・・14!?
な、なんだこれ!?
まさか、この先の屋上へと続く扉。
この扉は、死への入り口、なんじゃないだろうか。
時刻は、14:14。
いよいよですよ・・・って意味なのか?
まさか・・・
いやでも・・・
俺は、意を決して、屋上への扉を開けた。