ハウ・トゥー・GET・ザ・チョッコレイト☆
けど、窓は結構高い。
「これ、届くのか?ハンスに任せた方がいいんじゃね?」
運動神経抜群のハンスだ。
これくらい訳ないはずだ。
しかし、佳祐は、
「いや、俺が行く!」
そう言ってきかない。
「いやでも・・・」
「ジロー。俺にやらせてくれ。頼む!」
「でも・・・」
すると、佳祐は、俺の肩をがしっと掴んだ。
「俺はな・・・実は、雫に・・・名取雫に・・・」
雫?
まさか、佳祐、雫のことが・・・