ハウ・トゥー・GET・ザ・チョッコレイト☆
「雫に恩を売って虐められないようにしたいんだよぉ!!3世を引き渡す条件として俺を虐めないようにって・・・だって、俺、カメラ売られたり、写真破られたり・・・」
そう言って、佳祐は、これでもかってくらいの跳躍力を見せ、上の窓に手をかけた。
「け、佳祐ー!!」
めちゃくちゃにかっこいい。
そして、佳祐は、懸垂をし、窓に足をかけた。
「佳祐、佳祐!?」
「じゃ、ちょっくら行ってくるわ」
敬礼と共に、佳祐が窓を伝って、準備室に飛び降りた。
が、俺は、そんなことはどうでもよく、心配なことがあった。
「佳祐ー!!閉所恐怖症!!」
「あっ」