ハウ・トゥー・GET・ザ・チョッコレイト☆
「で、青葉ちゃん、青葉ちゃんは何が作りたいの?」
流れを変えてくれたのは、元気だった。
「あ、えっと、卵焼き・・・です」
「卵焼きかあ。じゃあ、まずいつものように卵焼き作ってみてよ!」
「あ、はい!じゃあ、まず卵を割ってっと・・・」
元気が振り返り俺達にピースサインを送る。
よくやった元気。
今度、エロ本貸したる!
それにしても・・・
「あれ?殻が入っちゃった・・・まあ、いっか。セーフ」
え?
「あれ?塩と砂糖どっちだっけ?あれ?まあ、卵には塩かな。ドバーッと」
ええ?
「ここで隠し味のトリュフを擦って、あと、ゴーヤも。身体にいいし。あ、ゴーヤにはトマトジュースだよねー!」
えええ・・・
こうして20分後。
「できました!」
できましたとも、得体の知れない生物が。