生きる意味
「ご、めんなさ・・・っ!!!」
「謝っても意味ねーんだよ!!!」
バシッ ドンッ!!!
いつものことだった・・・。
泣いたって意味はない
謝っても意味がない
毎日、怪我が増えるだけだった。
殴って、スッキリしたのか、お父さんは殴るのをやめた・・・。
「オマエなんて、いなければよかったのにな。なぁ、莉沙。」
そう言って、お父さんはまた、家から出て行った。
「痛いなー・・・。」
体より心のほうが痛いや・・・。
「っ!」
痛い体を無理やり起こして自分の部屋に戻った。
ご飯を食べれないくらい気持ち悪い・・・
も、寝よ・・・