Dream。~君と私の応援歌~
でも思えば、雫は嫌いじゃない。
一緒にいると落ち着くし、元気をもらえる。
雫のために頑張ろうと思える。
これが……『好き』って気持ちなのか?
「そうだよ!それが、『好き』って気持ちだっての!」
一輝が俺の心を読んだかのように言った。
こいつ、心読めるのか?
「お前、心読めるの?」
「顔に書いてあるんだよ。」
どや顔で一輝が言う。
「でも、好きなら告白とかしねえの?」
裕也が不思議そうに言った。
告白って……。