Dream。~君と私の応援歌~


なんてタイミングだよ。


心春先輩と、透先輩もいる。


透先輩は怪訝な顔で俺を見た。


「お前、筋トレは?」


「あ、いや……その。」


返す言葉がない。


「湊くん、張り切ってるの。選手権大会に向けて!ね?」


雫が俺に笑顔を向けた。


「あ、は、はい。そうです……」


「……まあ、早く部室に入れ。風邪引くぞ」


透先輩と心春先輩が部室に入っていく。

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